TOP > 監修者紹介
1942年 東京に生まれる。祖父は江戸文学者 宮川曼魚。
学習院中等科、高等科を経て、学習院大学文学部卒業。卒業後、ユネスコ国際文化交流組織の派遣学生として、ロンドン青少年科学会議に参加。帰国後、六本木・狸穴にアトリエを開設。エッセイ、シナリオなどの執筆活動を開始する。
集英社「non-no」創刊と同時に、「西洋占星術」のコラムを担当。以来、40年間、一号の支障もなく連載を継続してきた。その間、マスコミ各誌に西洋占星術、エッセイ、評論、心理テストなどを執筆。心理学、文化人類学、比較宗教学、超越瞑想などの分野で教壇に立つこともある。
人間の苦悩は、「時間的空間」を認識したことに始まると考え、ここに着目し、独自に研究開発した「時空心理学」に基き、来談者中心のカウンセリング療法を 行ってきた。
科学万能が叫ばれた20世紀には、「占い」は非科学的なものとして、排斥される傾向が強く、その効用を学術的な立場から研究する者はほとんどいなかったが、ルネは、「占い」の持つドグマを排除し、有効性を抽出して、現代心理カウンセリングに応用できるように再構築した。
また、ボランティアとして、現代人の悩み相談の「ホットライン」を開設し、35年間にわたって、社会奉仕活動を続けた。後年は、後進の指導に当たる他、エッセイ、小説、評論などの執筆活動に専念。日本時空心理学協会会長、日本占術協会副会長、国際予想科学協会副会長などを歴任。
2011年11月永眠。
1976年にルネ・ヴァン・ダール・ワタナベが創立した、
占いや神秘学、および心の研究所です。
日本で初めて『世界の占い』を学術的に解析し、新しい心理学の立場から現代生活に直接役立つよう研究を行っています。
創立以来、約40年の永きにわたり、
常に個人の自己確立を念頭に置き、
人間の幸せのありかたを実践的に追究し続けることを
使命としています。
■天王星占術とは?
伝統的な西洋占星学ならびに、神秘学を研究してきたルネ・ヴァン・ダール・ワタナベが啓示を受けて開発した『天王星占術』。
この占術は、天王星の公転周期である84年を人生になぞらえ、不確実性の時代を乗り越え、生きがいのある未来を天王星によって先取りすることを目的としています。この84こそは、錬金術の奥儀たるトート42書の倍数にあたり、宇宙を包合する12とその器を満たす7を掛けあわせた数でもあります。
天王星の周期である「84年サイクル」は、一人の人間の一生を包括する目安であり、そのなかに、天王星が各星座をわたっていく「7年サイクル」を内包しています。
占星術的に見ると天王星は、予期せぬ運命をもたらす星であり、常識を破り、独創的な変化と改革をうながす星とされています。
天王星占術は単にものごとの吉凶を占うだけの占術ではなく、天王星の動きのなかから数々の神秘的な暗示を得て、それを恋愛や結婚、仕事や人間関係の悩みと向き合ううえで活用するという趣旨に基づき、オリジナルの視点から、占う者の人生を幸福へと導くものです。
■幻のホロスコープ・曼陀羅ホロスコープとは?
天王星占術最大の特徴であり、曼陀羅それ自体が、宇宙と時間的空間の象徴です。天王星を天頂に据えたホロスコープの実現は、占星術史上初の試みであり、曼陀羅のなかにはさまざまな象現点が仕掛けられています。これによって、いつどこで何が起きるのかを知り、運命を迎え撃って勝ち抜くことで、人生を思い通りに導くことができます。